popoのブログ

超短編(ショートショート)

アフロへの想い

 

この手紙を書いている今も、僕は鏡に向かってアフロを触っている。

このモジャモジャの髪が、僕にとってどれほど大きな意味を持っているか。

 

小さい頃、僕はいつも自分の髪がコンプレックスだった。

友達からは「キノコみたい」なんて言われて、

しょっちゅう泣いていた。

 

そんな時、あなたの音楽を初めて聴いた。

僕は衝撃を受けた。力強い歌声と、個性的なファッション。

そして、なんといってもアフロヘア!

あの頃、僕は自分の髪型を恥ずかしいと思っていた。

でも、あなたの姿を見て、アフロはカッコいいものだと気付かされました。

 

あなたはこう言った。

「この髪は特別なんだよ。誰にもない素敵な髪だよ」

 

あなたの言葉がなければ、僕はきっと今の自分にはなっていない。

あなたの言葉を聞いて、僕はこの髪型を誇りに思うようになった。

 

アフロは僕にとって、単なるヘアスタイルではない。

それは、自信、そして自分らしさそのものなのです。

これからも、このアフロとともに、自分らしく生きていきます。