popoのブログ

超短編(ショートショート)

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

歌い続ける

物語の舞台は、大都市の喧騒と夢が渦巻く街。 彼女の名は「Mime(ミメ)」。 自分の音楽で人々に感動を届けたいという強い願望を抱いる。 今日も夕方に、いつもの駅の、いつもの場所に立つ。 ギターを弾きながらMimeは歌う。 行き交う人は足を止めることはな…

Kick-off

「素晴らしい思い出を作りに行こう」 ここにいる全員がサッカーの世界で経験を積んできた。 お前たちはその魅力を知っている。 サッカーは情熱と奉仕のスポーツだ。 お前たちは多くの時間と努力をサッカーに捧げてきたはず。 練習の日々。試合での戦い。チー…

message to me

優しい風が舞い降りて 幸せの予感が広がって 扉を出れば旅立つ時間 扉を開ければ新たな私 輝くドレスに 身を包み 椅子から眺める自分の姿 鏡の私と会話する 不安と喜び交差する 幸せの鐘が鳴り響き 瞳からこぼれる雫が思い出を さようならから始まるstart 手…

共に歩む君へ

君との出会いは人生での貴重な瞬間だった。 「ねえ!ちょっと待って!」 僕の落とし物を君が拾ってくれたところから始まったね。 一緒に過ごした時間は、僕にとっては何よりも大切な宝物。 君の優しさ、笑顔、そして頑張ろうとする気持ち。それに触れること…

My dress

青春の風が吹き抜ける街角で、若者たちは夢を抱きしめる 鮮やかな色と躍動感に満ちた 服たちが彼らを包み込む 一人一人に個性が宿り、ファッションの世界は奇跡を生む ある者は、薄いブルーのシャツに身を包み、胸には熱い情熱を秘めている。 道を切り拓く勇…

特別な空間

大きな音と大画面の映像が私の心をうつ。 ここではたくさんの人が笑い、 たくさんの人が感動し、 たくさんの人が涙する。 初めて観たのは何だったかな。 そうか「タイタニック」か。 話題になっていて友達と観に行こうって、男4人で来たっけな。 感動したが…

私の癒し

忙しい一日を終えた私は娘の部屋に足を踏み入れました。 そこには、寝息を立てながら可愛らしい寝顔をしている娘。 私はその姿に癒され、心がほっとしました。 娘はいつも笑顔で、無邪気な態度で毎日を過ごしていました。 彼女の存在は家族にとって明るい光…

酒を飲む

「実際死にたくないと思わなかった。」 これはある老人の話。 居酒屋でたまたま出会った老人は続けてこう言う。 「ただ敵隊に体当たりする。敵戦艦を自分がやっつけてやる。」 「勇ましく死ぬことが名誉だと使命感に燃えていた。」 老人は特攻隊だった。 「…

突然の出来事

私は人生の岐路に立っていた。 離婚の痛みが心を抉り、自信を失ってしまった。 私の妻は子供を引き取り、18歳になるまでひとりで育てた。 離婚当時、子供はまだ3歳。 私は自分自身の情けなさと、自分がしっかりした人間ではないと自信を失い、妻や子供から隠…

てぇてぇ

「てぇてぇ!推しがかわいい!」 「てぇてぇ!推しが何かに成功した!」 「てぇてぇ!推しが幸せで、私も幸せ!」 「てぇてぇ!推しのことを応援しています!」 「てぇてぇ!推しともっと一緒にいたい!」 「てぇてぇ!推しは私の宝物!」 「てぇてぇ!推し…

百年の恋

太陽の光が照らす道を歩いて 二人手をつなぎ微笑み合って この瞬間を忘れないでいたいよ 永遠に続く愛を信じてる 時が流れても変わらない愛 心の奥底で感じる愛 苦しい時も笑顔で支えてくれた そんな君とのラブストーリー 百年続く恋 まるで昔から続いている…

小さな楽園

愛・希望・夢・感謝・・・ 「ありがとう」「幸せです」「嬉しいです」「綺麗」・・・ 私が心掛けていることはひとつだけ。 美しい言葉に触れること。 ある町で、おじいちゃんは孤独な生活を送っていた。 でも彼の心はいつも優しい思いでいっぱいだった。 お…

わずかなコントロール

目の前の物を取ろうと思うと俺は手を動かす。 どこか行こうとすれば俺は足を動かす。 幸いなことに俺は自由に動くことができる。 でも俺は心の中に不安を抱える。 大丈夫だって自分に言い聞かせても、その不安は消えることがない。 でも俺は心の中に不満を抱…

5ルール

月曜日の朝。学校へ向かう僕が大切にしていることがある。 目覚めの飲み物 朝目覚めたら、僕は一杯の飲み物で目を覚ます。 豊な香りに包まれながら、一息つく時間は心地よい。 自分の好みの飲み物を用意して、ゆっくりと飲みながら今日の目標を思い描く。 新…

chance!

On the way home after playing in the park Mew. Mew, a faint voice. I met a kitten. A thin-bodied cat whose small body looks smaller. I hurriedly hugged a cat and went home with a cat. Cheer up to that cat! Cheer up! want you to have hope a…

チャンス!

公園で遊んだ帰り道。 ミャー。ミャー。となく細い声。 私は一匹の子猫と出会った。 小さな体が、更に小さく見える痩せ細った一匹の猫。 私は慌てて抱きかかえ、一緒に家へと帰った。 私はその猫に、頑張れ!頑張れ!と、生きる希望と勇気を持つように 「チ…

繰り返される日々

町の外れにある古びた団地。 ここが俺の家。 俺は孤独な生活を送りながらも、夜な夜な町の中を歩き回っていた。 ある晩、俺は遠くから不気味な声が聞こえるのに気付いた。 その声は人の声とは明らかに違い、何か邪悪な存在のものだった。 好奇心が勝った俺は…

週末のスタートへ

みんな!こんにちは! 金曜の午後、あと少しで一週間の仕事を終えて、週末の始まりを感じる時間。 私、サラは忙しい会社で働くOLです。毎日の仕事に追われ、疲れがたまっている。 そんな私が元気を取り戻したのは、仕事終わりにジムに通い始めてからのこと。…

残ったもの

愛、おめでとう。幸せになれよ。よかったね。 わたしは会社の旅行でサイパンに来ていた。 そしてこの場所は、けんちゃんとも最初に旅行した場所。 わたしはこの旅行から帰ったら、けんちゃんのプロポーズを受けるつもり。 周りからも祝福され、わたしは幸せ…

いいじゃねぇか

最初に謝っておく。俺は文章が苦手だ。 だから汚い言葉や横暴な言い方になるかもしれないが許してくれ。 社会は常に変化し、俺たちはそれに順応しなければならない。 ツレや上司に「頑張れ」と言われることがある。 「は?何をだ。」「そんな言葉クソの足し…

「推し活」

長谷川一郎は、趣味を持つ普通のサラリーマン。 彼は仕事が終わると、自宅に帰りながらアニメやゲームの情報をチェックし、週末には数少ない友達とのイベントに参加する日々を送っていた。 ある日、一郎は偶然、地元で開催されるアイドルグループのライブの…

ぼくの毎日

ぼくは自分のペースでゆっくりと進んでいる。 時には周りと比べて焦ってしまうこともある。 でも大切にしているのは、自分自身の心地よいリズムを保つこと。 ぼくは、無理に早く走ることもない。 ゆったりとした足取りで竹林を歩んでいる。 焦らずに、ぼくの…

わたしの大切な声

私はゆき。彼はひろくん。 ある日、彼と二人でお気に入りのカフェに入った。 いつものように、ふたりの時間を楽しんでいた。 突然彼はいつものように優しく微笑みながら、私の手を包み込むように握ってくれた。 「ねえ、ゆきの声、本当に好きだよ」と彼が囁…

夢の扉~door to a dream~

「おはよう!」「あれ?なんだか眠そうだね。」 「おはよう」「最近なんだか眠くて、なかなか目が覚めないんだよね。」 「そうか。。。ねえ、夢の扉って話知ってる?」 「夢の扉?知らない。何それ?」 「いつも眠たそうにしてる人がいて、その人が夢を叶え…

door of a dream

"Good morning!" "Oh? You look kind of sleepy." "Good morning." "I've been so sleepy lately that I can't wake up easily." "Well... do you know the dream door?" "door to a dream? I don't know.What's that?" "A story about a person who always …

香りの魔法

朝、目を覚ますと、不思議な香りが漂っていた。 それはまるで花々や森の中にいるような、豊かで魅惑的な香り。 私は、その香りを探すようにベッドから起き歩き出す。 香りの誘いに導かれ窓の方へ。そして私は窓を開ける。 そこには鮮やかな花が咲き誇ってい…

電車にゆられて

『プルルルル』 今日もいつものように電車で通勤。 同じ時間に同じ電車に乗って同じ席に座る。 比較的空いている車両でいつも少し落ち着く瞬間だ。 すると隣に、小さな女の子が座った。 女の子は、まだ幼くて、まだ一人で電車に乗るのは慣れていない様子。 …

プロフィール

私は生まれた時から家族は母と祖母だけでした。 母は仕事のため祖母が毎日面倒見てくれました。 保育園の送り迎えは、祖母と一緒に自転車に乗り片道30分かけての道のりでした。 私は自分から見える祖母の背中が好きでした。 私は小学校では貧しい生活のた…

切なく不思議な恋

その夜、私は一人で家にいた。 外は暗く、静かな夜の風が窓をたたく音が聞こえる。 そんな中、私はふと恋愛小説を手に取った。 物語は、主人公の女性が出会った謎めいた男性との情熱的な恋に始まる。 彼は彼女を深く魅了し、彼女もまた彼にとても惹かれてい…

わたしたちの物語

アメリカの小さな町で育った双子の姉妹、エミリーとリリー。 彼女たちは20歳の大学生。 彼女たちは幼い頃からいつも一緒にいた。 両親は忙しく、エミリーとリリーは互いに支え合って成長した。 しかし、大学入学後、エミリーは芸術の勉強をするためにニュー…