駅前のベンチ みんなからしたら普通の場所も 私にとっては大切な場所。 それは私がまだ高校生の 少し風が冷たくなった頃だった。 「お!水嶋じゃん。」 「あ。武田くん。」 「こんなとこ座って何してるの?」 「別に何も。」 その日はひとりになりたい気分だ…
「カンカンカンカン・・・ 焼肉焼いても家焼くな♪」 幼い頃この歌ブラウン管から流れると 俺は心が踊っていた。 “拍子木“というものを今の若者は知っているだろうか。 俺は子どもの頃、町内の人たちと夜廻をしていた。 この時間がとても楽しかった。 俺たち…
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