popoのブログ

超短編(ショートショート)

今日という日。

街の灯りが消え、夜空に星が輝く頃、

一人の青年が公園のベンチに座っていた。

 

彼は、今日一日の仕事を終え、疲れ果てていた。

彼の頭の中は、仕事のことばかりでいっぱいだった。

 

そんな時、頭上に、一筋の光が降り注いだ。

見上げると、そこには無数の星々が、

まるで宝石のように輝いていた。

 

青年は、思わず息を飲む。

そして、その光に導かれるように、

歩き始めた。

 

しばらく歩くと、青年は

小さなカフェにたどり着いた。

 

カフェの窓からは、温かい光が漏れており、

中からは楽しそうな声が聞こえてくる。

 

青年は、恐る恐る店内に入ってみると、

そこにはたくさんの人が集まっていた。

 

彼らは、皆笑顔で語り合い、まるで家族のような雰囲気。

 

青年は、その温かさに包まれ、

心が次第に軽くなっていくのを感じた。

 

そして、いつの間にか、自分もその輪の中に溶け込んでいた。

 

カフェの人たちは、それぞれの人生経験を語り合った。

中には、苦難を乗り越えて成功を収めた人、

大切な人を失った人、夢を追いかけて旅をしている人など、

様々な人生があった。

 

青年は、彼らの話を聞きながら、

自分の人生について改めて考えた。

「自分が本当に大切なものは何なのか?」

 

気が付くと、東の空が少しずつ明るくなってきた。

そろそろ帰る時間。

青年は、カフェの人たちに別れを告げた。

 

店を出た青年は、深呼吸をして、空を見上げた。

そして、心の中でこう誓った。

 

「今からは、もっと自分らしく生きていく。」

 

彼の足取りは軽やかだった。

今日出会った人たちとの会話。

見上げた夜空の星たち。

彼は、たくさんの勇気と希望をもらった。

 

「なんて良い一日だったんだ!」

 

今日という日に感謝する。

 

そう。今日は、一年の中でも

特に幸運に恵まれた日。