popoのブログ

超短編(ショートショート)

星に手を伸ばす少年

小さな村のはずれに、

星を見るのが大好きな少年がいた。

彼の名前はリク。

夜空を見上げ、無数の星々が織りなす壮大な景色に

心を奪われていた。

「いつか自分もあの星々に触れたい」

「宇宙飛行士になりたい」と夢見ていた。

 

しかし、周囲の人々はリクの夢を笑った。

「そんな小さな村から宇宙飛行士になれるわけない」

「夢ばかり見てないで、現実を見なさい」と。

リクは何度も諦めそうになったが、

それでも夜空を見上げるたびに、

心の奥底で燃える夢の炎を消すことができなかった。

 

ある日の夜、目を閉じると一つの物語が始まった。

 

大学で宇宙工学を専攻し、夢に近づくために努力を重ねる青年。

それは成長したリク本人だった。

彼は必死に勉強し、宇宙飛行士になるための知識を身に着けた。

そして、ついに夢にまで見た宇宙飛行士選抜試験を受ける。

厳しい訓練に耐え、幾多の壁を乗り越え、

青年リクは見事選抜試験に合格した。

 

そしてついに、宇宙へと飛び立った。

 

窓から見た地球は、想像以上に美しく、

青く輝いていた。

地球は青かった。」

リクは感動で胸がいっぱいになった。

 

宇宙空間で数々のミッションを成功させたリクは、

宇宙船の中で奇妙な体験をした。

それは、これまで誰も感じたことのない、

深い静寂と孤独感だった。

「ここに神はいなかった。」

リクは心の声に耳を傾けた。

宇宙は想像以上に広大で、未知の謎に満ちていた。

 

地球に戻った青年リクはこう言った。

「宇宙は美しい。そして、誰もが夢を叶えることができる。」

 

と、同時にリクは目を覚ます。

 

夢で見たあの景色。体験。

「神」青年リクはこの言葉を本当の神と言ったのか。

それとも宇宙人のことを神と言ったのか。

その言葉がまた謎を深め、興味を深め、

リクの夢への想いは、また更に強くなった。

 

人間の可能性

生命の存在

新しい世界

 

人類の未来を切り開くのは、

自分たち人間なのだと強く感じた。