ある大きな公園で、子供たちが遊んでいた。
その中に一人の男の子がいた。彼はいつも一人で遊んでいた。彼には友達がいない。
ある日、男の子はいつものように公園で一人遊んでいた。
すると一人の女の子が来た。
「一緒に遊んでくれないかな?」
男の子は、びっくりした。誘われたのは初めてだった。
「うん、いいよ。」
男の子と女の子は、一緒に遊んだ。とても楽しく遊んだ。
それからというもの男の子と女の子は、毎日一緒に遊ぶようになった。
いつものように二人は公園で遊んでいた。
すると二人の前に、大きな犬が現れた。
犬は、大きな牙をむき出しにして、二人に襲いかかってきた。
「走ろう!」
二人は、走り出した。犬は、二人を追いかける。
たどり着いた先。そこには大きな川があった。
男の子は、女の子に言った。
「後で行くから、先に逃げろ。」
女の子は反論しようとしたが、彼は女の子を川に押し出した。
女の子は、川を泳いで渡った。女の子は、無事に岸にたどり着いた。
振り返ると男の子はもう向こう岸にいなかった。
それからというもの男の子と公園で会うことはなかった。
次の日も。その次の日も。会うことはなかった。
女の子は自分だけ逃げてしまったことを後悔した。
男の子は女の子を助けるために、自分を犠牲にした。
あの後どうなったのかもわからない。
だけど、女の子は、彼の勇気を、忘れない。
きっとまたどこかで会ったら「ありがとう」と言おう。
必ず言おう。
2人の友情は、永遠に続く。