popoのブログ

超短編(ショートショート)

いつか来る その日まで

僕たち3匹はいつも一緒にいる。

夜中は暗くて少し寂しいけれど

毎朝お姉さんが掃除してくれるから

お部屋はいつも綺麗。

昼間は色んな人たちが僕たちを

見守ってくれている。

たまには「触れたい!」

そう思うけれど、ガラス越しに映る

たくさんの笑顔で元気になる。

一日の始まりは決まって検査を受ける。

「新しい朝が来た!」と

その時から、はしゃぐ準備に入る。

一緒にいる白い子はちょっとイタズラ好き。

というか寂しがり屋なのかも。

僕にいつも、かまってくれと甘噛みしてくる。

一緒にいる茶色い子はおとなしい。

ちょっかいをかけてもテクテクと離れてしまう。

そんな僕たちも食事の時間は

みんなで大はしゃぎ!

でも三度目の食事が始まるとちょっと寂しい。

でも二回目の検査が始まるとかなり寂しい。

「ああ。これでお姉さんたちも帰っていく。」

そう思うからだ。

でもまた朝になれば!そう思って眠りにつく。

キャンキャンキャン!

隣の部屋からは寂しい声がする。

一緒のお部屋だった子が今日いなくなったからだ。

誰かのお家に行ったんだなぁ。

いい家族だといいぁ。

嬉しいことだけど

ああ。いつか僕もこの部屋の友達と・・・。