popoのブログ

超短編(ショートショート)

かめはめ波。

青く光る太陽のもと、映るシルエット、

両手を前に突き出し、目をパット見開く。

小さな手のひらから飛び出すのは、

熱い光と希望の塊、「かめはめ波」。

 

あの頃は、何もかもが輝いて見えた。

公園で友達と競い合い、

本気のかめはめ波で勝負。

時には悪者をやっつけ、

世界を守るヒーローになった気分。

 

現実には、そんな超能力なんて存在しない。

わかっているけど、それでも夢は膨らんだ。

いつか本当に「かめはめ波」が出せるんじゃないか。

 

あの頃の無邪気な笑顔、そして熱い情熱。

あの思い出が、今でも私の心の中に残っている。

 

大人になり、様々な経験を積むことで、

あの頃の夢は遠い昔のものになった。

それでも、あの情熱を忘れることはない。

 

困難に立ち向かうとき、

あの頃の自分だったらどうしていたかを考える。

 

諦めることをしただろうか?

がむしゃらに頑張ってはいないだろうか?

 

あの頃の純粋な気持ちは、

今もきっと心の中に生きている。

 

成長した君よ、夢を持ち続けろ。

成長した君よ、情熱を燃やし続けろ。

 

そして幼き戦士よ、夢と希望を象徴する、

青春の証が「かめはめ波」だ!

 

どんな困難も、かめはめ波の力で乗り越えられる。

そう信じて、突き進め!!